Monday, April 21, 2014

大阪府豊中市立島田小学校6年生によるキッズゲルニカ





























2014.03
  5月の修学旅行で平和について学び、その思いを7月には国際平和ポスターコンクールで絵に表現しました。そこで、担任の先生からキッズゲルニカプロジェクトのことを聞き、小学生最後に平和への思いを世界に発信しようと「キッズゲルニカ」の共同制作に取り組むことにしました。
まず、1人ひとりが描いた平和ポスターの中から、「キッズゲルニカ」に描きたい絵をいくつか選びました。そして、11月くらいから、立候補して選出された7名の実行委員を中心に「キッズゲルニカ」原案を作成。その後、実行委員は休み時間や放課後を使い、画用紙を張り合わせ、下書きを完成させました。一方で図工の時間に風船やクローバー、白い鳥を6年生一人ひとりが画用紙に描き、切り抜いていきました。
 1月には、巨大な下書きに、6年生全員で色をぬっていき、2月に切り抜いていた風船やクローバーなどを貼り付けました。その間も、実行委員は自主的に休み時間や放課後に、細かい作業や、修正を行っていました。最後の仕上げとして、立体的なピンクのリボンをつけ、風船一つ一つからのびる毛糸のひもをつけて、2月末に完成させました。
 2月末の参観日には体育館に掲示して、お家の人や先生方に披露し、3月の6年生を送る会で全校生に披露しました。卒業アルバムを作成中だった写真屋さんにも感銘をうけていただき、急遽、卒業アルバムの表紙にも使われることになりました。
 今回、子どもたちはこのプロジェクトを始めて知り、先輩たちの作品もないまま、手探りで進んでいくしかなかったにもかかわらず、45名全員で協力して、本当に意欲的に取り組めていました。何よりも実行委員の子どもたちは、休み時間や放課後も使い、下書き、色塗りと、教師の手をほとんどかりず、自分たちで自主的に動き、この作品を作りあげていってくれました。自分たちの平和への思いを作品にしようというその意志と、小学校最後に全員で協力して一生懸命取り組むその姿に、担任二人も感動させられました。この忘れられない経験は、子どもたちの心にしっかりときざまれ、すばらしい未来を築いていってくれることと思います。
      
【メッセージ(絵の意味)】
 大きな虹、ハート、たくさんの風船とクローバー、大きな手、白い鳥からこの絵は作られています。風船には世界の国々の国旗やおいしい食べ物、色々な人の笑顔を描き、きれいな大きい虹をバックに幸せな世界を表現しています。右上と左上の風船は悲しい顔や兵器や武器などなくしたいものを描き、ハート(愛情)を持った白い鳥達が、外へ持ち去ってくれようとしています。4つばのクローバーは幸せを表し、絵の下の部分は4つばのクローバーに覆われています。風船やクローバーは1つ1つ形がちがい、それは、1人ひとりがちがうということを表しています。また、風船のひもを束ねている大きなハート(愛情)の上のリボンは世界中が1つになってほしいという思いから作られ、さらに、ひものはしは、色々な人種の大きな手でしっかりとにぎられています。この大きな絵にたくさんの自分たちの平和の思いをこめて作成しました。
 6年担任 奥井 秀貴・岡 智美