Friday, May 20, 2011

大阪で新しいキッズゲルニカの作品が完成


2011.3 大阪府豊中市立中豊島小学校でキッズゲルニカの作品が完成しました。子どもたちはキッズゲルニカを制作することで、さらにいっそう平和や環境問題を自分の問題として再認識し、さらに、言葉は通じなくても、絵を描くことで世界中の人たちへ自分たちの思いを伝えることができること、インターネットの有効な活用をすれば、世界の人たちと思いを共有できること、一人ではできないことも、みんなで協力することで、こんな大きな作品が作れることなど、たくさんのことを学ぶことができました。

長崎で新しい作品が完成

2011.3

長崎市立城山小学校区若草学童クラブ制作
「みんなで平和な世界をつくろう」
 原爆の被爆校舎が保存されている城山小学校の平和祈念館や長崎原爆投下時刻の午前11時2分で止まっている時計、校内に数多くある原爆関連の碑の一つ「ハトの少年」や祈りとともに毎年花開く「嘉代子桜」、希望を託した虹、みんなの笑顔、草花など私たちの思いが一つになって協力して描きました。

長崎市立南長崎小学校6年制作「私たちがつくる平和」
 学校から見える長崎の街と海の風景。平和、友情、希望、夢、交流の大切さを表現しています。長崎の名所長崎の名所・眼鏡橋にかかった大きな虹を自分たちが絵筆を持って一生懸命に描いている姿を思い思いに創造しました。また、折鶴やハトの背中に乗ったり、自由の女神や平和記念像にも登って描く自分たちの様子。全員で絵に向かって描くことができました。

長崎市立香焼中学校2年生33人制作
「平和~香焼からの発信」
 地域に継承されている伝統行事「ペーロン大会」の力強い様子を通して、平和な世界を目指す強い思いが込められています。また、日の丸模様の折鶴を先頭に核保有国の国旗を背中に描き、世界の平和を引っ張って欲しいという意味で日本を前に出して、原子雲に抗議する姿も描かれています

仙台でキッズゲルニカ


2011.3
 仙台市でキッズゲルニカの作品が制作されました。浦島太郎をモチーフにして、世代から世代へと思いを伝えていくというものです。大人と子どものコラボ゛レーションであり、トポロジーを活用して時と空間の広がりの中で思いを伝えていこうとという「孫三代」というグループの大人と子どものコラボレーションです。震災発生一ケ月前であり、参加した小学校の先生は津波で家を流されました。仙台という土地の名前は将軍正宗によって千代続く基礎という思いで名づけられましたが、ゲルニカでただひとつ樫の木の芽が残った残ったように仙台が復興することを願っています。