2015.05 キューバの第12回ハバナ・ビエンナーレでキッズゲルニカと、イタリアの有名なアーチストであるミケランジェロ・ピストレット氏の『再生』プロジェクトとのコラボレーションが行われました。ピストレット氏のプロジェクト大使を務めるサビーナ・タルシターノさんが、この3月に故郷の南イタリアでキッズゲルニカの展覧会を開催したときに、ピカソと同じサイズのキャンバスに、『再生』プロジェクトのシンボル・イメージを描きました。そのキャンバスをハバナでのビエンナーレに持って行き、キューバの子どもたちが、そのキャンバスの一部に平和の絵を描きました。このコラボのキャンバスは日本に送られ、日本の子どもたちがその一部を描き続けることになっています。このような形で、キャンバスは世界中を旅します。キャンバス全体としてひとつの平和の絵を完成させるというプロセスは、キッズゲルニカと『再生』プロジェクト、それぞれの目的に合致します。絵を仕上げるためには、芸術的なイマジネーションと創造性を必要とすることはいうまでもありません。